スノーメイト名張「おブログ」

ひとりの部員の目で、活動の一部をご紹介させていただければ・・。

スノーメイトなばり おブログ

ベアリング洗浄講座

ベアリング洗浄講座

 2011年7月28日

今夜は理事会・・・理事の皆さんご苦労さまです!

ジュニアは、夏休みに入っていると思いますが、元気にしていますか?!

今月は、仕事に追われて、インラインもままならない状況が続いています。
時間ができても、天候が不安定で・・・。
今月中には、ウイングに行ってこよう・・と思っていましたが、この状況では、8月も無理っぽいですね。

今週土曜日には、枚方でインラインの大会があります。エントリーはしましたが、仕事がこの状況では、たぶん出場はできないと思います。
日曜日の講習は、なんとか出たいな~・・ということで、ブログのネタにも事欠く状況です。

なんじゃ・・こりゃ~!という写真ですが、インライン用のベアリングの洗浄について
書き込みして、お茶を濁しておきます。

————

インラインスケートのベアリングも、定期的に洗浄してグリスアップすることで、新品同様の滑走感が得られます。
あくまでも、洗浄は、自己責任でやって下さいね!!

手順1
普通のベアリングは、両側にカバーが付いています。
ゴミの進入を防止する大事なカバーですが、洗浄にはこのダストカバーが邪魔なので、片方(ウイールの内側になる方)を外します。ウイールに取り付けると、ゴミが入らなくなるので、内側は、外しても大丈夫!
オーリングが付いているものは、比較的簡単に外れますが、慣れないと怪我しますので、ご注意下さい。
オーリングが無いものは、蓋そのものを、破壊して外します(汗)。

手順2
洗浄には、ホームセンターで売っている、パーツクリーナーというスプレーを使います(安いのだと\200くらい)。
グリスは、耐久性のあるスプレーグリスでもいいし、長持ちしませんが、抵抗の少ない機械オイルでもOKです。
余談:ベアリングを保管するときには、フリーザーバッグがけっこういいです。

手順3
圧力に耐えるケースやビンに入れて、ベアリングにパーツクリーナーを吹きつけながら、液にベアリングが全て沈むまで、クリーナーを注入します。
あとは、蓋をして、少し置いておきます。(気化したクリーナーで容器が爆発するようなことのないように、ご注意下さい。)

手順4
しばらくして、容器を振ってみると、真っ黒になります。
私の場合は、モリブデングリスを使っているので、基本的に黒いというのもありますが、磨り減ったベアリングの場合は、相当黒い液になります。
液に浸しての、洗浄ができたら、1個1個取り出して、クリーナーのスプレーを、直接ベアリングに吹き付けて洗います(これを精密洗浄と言って、これをやらないと、回転は良くなりません!)。

手順5
クリーナーが乾いたら、グリスアップです。たっぷり注油してあげましょう!
スプレー式のものが、油が隅々まで行き渡って、良いような気がします。

最後に
シーズンオフの保管の時や、メンテナンスとして、フレームが外せるタイプのものは、取り外して掃除することも大切です。部品が破損したりしていないか、チェックすることができます。

最後に、パーツクリーナーの廃液は、灯油のような液体です。火気に注意して、放っておけば蒸発してしまいますが、地球環境によろしくないので、自動車整備工場や、ガソリンスタンドなどに、処分をお願いしましょう!(喜ばれはしませんが、適切に処分してもらえると思いますよ!)

« »