朝の暗いうちに雫石を後にして、一路国道で、秋田に向かいました。
東北の温泉としては、有名な、「乳頭温泉」が目的地です。
早く出発して、道が空いている時間帯に移動したいのですが、温泉が早朝から一般(日帰り)客に開放されているはずも無いので、時間待ちにスキーをすることにします。
地元通の人に聞いたところ、乳頭温泉だったら、「たざわ湖スキー場」がいいだろうとのこと!
雫石から1時間程度で、スキー場に着いちゃいました。眺めの良い広い斜面を持ったスキー場だと聞いて来ましたが、良さそうなコース設定です。
到着時点で誰も来ていなかったので、センターハウス正面に駐車して、1時間ほど寝てました。
でっかい屋根のセンターハウスで、レストランの天井の高いこと!
時間限定で、パウダーを食えるリフトが開放されました。2本目に撮った写真ですが、1本目は、昨日の積雪でノートラックでした♪(ファットスキーを持って来れば良かったのですが・・板を交換しに行っているヒマはありません。早い者勝ちのパウダーですから・・・!
膝下のパウダー♪・・目の前は「田沢湖」(写真では霞んでいますが、中央に細長いのが、田沢湖です。)昨日までの練習の成果を確認しながら・・落とすことで滑る・・一緒に落ちて、浮力をもらう・・ターンではなく・・下に滑らせる・・・、ブツブツ言っている間に下に着いちゃいます。
まだ寒気が抜けきっていないので、天候が目まぐるしく変わります。運行している間に山上へのリフトに乗りましたが・・・!
全く見えない状態で、リフト1本分下るはめになってしまいました!!
NZでホワイトアウト対策を教えてもらっていたので・・今回も助かりました♪
「足元を見ない(遠くを見る)」「急なターンをしない」「目標に向かって一定速度で滑る(・・といっても、何も見えないのですが・・)」
目標が全く無い広いコースだったので、コース端の木々の横・・端は、非圧雪の状態ですが・・仕方ありません・・を下へ・・下へ・・。
酔うことなく、無事に視界のある場所まで滑って降りて来れました♪
昼食券付きの、「3時間、復興支援リフト券」を購入していましたので、早めの昼食を済ませて、ゲレンデから、さらに山の奥に向かって車を走らせます!
「あった!鶴の湯のカンバン♪」・・乳頭温泉郷の入り口に、一番最初に「鶴の湯」のカンバンがあり、迷わず左折!
なんとカンバンから遠いこと・・除雪されていなければ、途中で遭難しそうな距離の圧雪路を・・・。
やっと到着♪(一般の入湯料は¥500と、リーズナブルです。)
内湯から、有名な露天風呂へは、バスタオルを巻いて、雪の上を、女性観光客の目を気にしながら移動しました。
さすがに濡れた足で靴を履けないので、しかたなかったのですが・・みなさんそうしていたもので・・・。
露天風呂は、「自噴泉」でした。場所によっては、足元から、やけどしそうな温度の熱湯が噴出していました。
この写真は、帰りに琵琶湖(北湖)を長浜→彦根間で写したものです。
移動中の車内からなので、ぼやけていますが、蜃気楼です。琵琶湖の蜃気楼は、富山湾のように雄大ではありませんし、めったに見ることがないのですが、原理は同じで、見えないはずの対岸のような線が出ています。(南湖では度々見られるとのことですが、過去、住んでいたにも関わらず、見たことがありませんでした。)
こちらの方が、それらしいかな??(残念ながら、かなり手ぶれ(車の走行中)なので・・。)
結局、盛岡から、秋田経由(3時間くらい秋田県内を走っていたような・・)で、7号線を南下して、(月山でおなじみの)鶴岡を経て、新潟で8号線に入り、富山、金沢、福井を経て、湖岸道路で、三重まで帰ってきました。途中、仮眠と温泉、食事を摂りながら、23時間ほどかけて、高速を使わずに帰ってきました。走行時間としては20時間ほどだと思われます。
交代の運転手が居ると、多少楽ではないかと思われるのですが・・1月末の同乗者募集中!