夜間走行で、滋賀県から福井を回って、国道で新潟まで・・新潟中央から、磐越道(有料+無料区間)で郡山まで・・。
ここまでで、13時間(新潟中央まで12時間は下道だったことを考えると)・・新記録かも?!
なつかしい磐梯山です。郡山で2年間過ごしたことがあり、スキーを始めたのもここで、私のルーツの地でもあります。
今回の東北への高速道路での移動で、最も太平洋側に近いのが仙台なので、仙台の沿岸を見てきました。私が良く知っている海岸は松島くらいしか無かったので、松島から北(石巻側)へ行ってみました。
松島の瑞巌寺あたりは、被害もあったはずなのに、既に観光客が訪れている状態で、被害が無かったかのような復興ぶりでしたが、奥松島あたりまで行くと、写真のような状況で、ガレキこそ撤去されてはいますが、1階に被害を受けて放置された状態の家屋や、更地になってしまった住宅地が広がります。
被災地を走っていると・・涙が出てきました。まず最初は、「恐ろしい」という背筋の寒気。その次に、「悲しい」という思い・・そして、「くやしさ」を感じました。
JRの仙石線で無事だった高架区間です。跡形も無くなった部分や、復旧できそうに無いように思えるような箇所も多々ありました。
ボランティアで現地に応援に行かれた皆さんと比べると、スキーのついでに立ち寄った観光客のようななさけない存在ですが、やはり、自分の目で見ておかなければという思いから、立ち寄らせてもらいました。行ってみなければ、判らなかった惨状でした。被災された皆さんの無念さを・・ほんの少しですが、感じることができたのではないかと思います。お亡くなりになられたみなさんのご冥福と、被災された方々の1日も早い復興を願って止みません。