スノーメイト名張「おブログ」

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連休の立山バックカントリー(1日目)

連休の立山バックカントリー(1日目)

 2012年5月3日

恒例となりつつある、5月連休の立山バックカントリー・ツアーに行ってきました。

昨年は連休の前半に行って荒天で、散々でしたので、今年は、連休の後半を狙ってみましたが、結果的には、前半のほうが良かったということになってしまいました。

今年は立山の雪も多く、立山黒部アルペンルートが開通した4月17日には、雪の大谷も17mの積雪だったらしいですが、4月末までに融けてしまって、例年同時期より少ない状況になってしまっていました。

 

 

 

 

 

駅まで荷物を運ぶのが大変なので、立山駅に近い駐車場を確保したいですが、連休中は、5時頃に到着しないと駅前の駐車場がいっぱいになってしまいます。
昨夜は三重県に大雨警報が出るほどの荒れ模様で、慌ててカッパを新調してから富山に向かいましたが、立山は時折青空が見えるような予想外のおだやかな空になっていました。

 

 

 

昨日と、昨夜の暴風雨で今まで経験したことのないガラガラの立山駅です。
今年は、切符売り場で1時間程度の行列に並びたくなかったので、Webで切符を予約しておきましたが、拍子抜けです!

 

 

 

 

 

連休中は、室堂まで直行バスが出ますので、予約した時間に行って、荷物を預ければ乗り継ぎ無しで、室堂のバスターミナルまで行けます。(荷物は、1個あたり\300の料金をとられます。)10Kgを超えると追加料金です。ちゃんと重量チェックされました。バッグには、やたらいろんなものを詰め込んだので、若干10Kgを超えてましたが・・「スキーは軽いよ!」ということで、追加料金は許してもらいました。(リュックは手荷物として持ち込むと無料です。)
毎年、立山の駅で同じツアーに参加する知り合いに出会います。(今回はひとりでの参加なので、荷物を見ていてもらえたりして、何かとありがたいです♪)

 

バスもガラガラ・・(ふつうだと満員ですけどね!) 10時のバスで上がりました。(約70分で室堂に到着です)
立山駅周辺の残雪が、例年より少し多く、川の水量も多いかも知れません。途中に称名滝という大きな滝がありますが、今年は今までに見たことが無い水量でした。気温が高いので雪解けが急激に進んでいるようです。
ちなみに、今日の室堂(2500m)の気温は25℃と異常でした。午後は浄土山を登りましたが、中腹でも13℃と、考えられないくらい生暖かいというか・・暑いです!

 

 

室堂で昼食に蕎麦を食べました。富山名物「白海老のかきあげ蕎麦」を立ち食いです。カマボコの立山が目立ってますね!(北陸周辺の「8番ラーメン」のカマボコにも8の文字がありますが、どちらが先に始めたのでしょう?)

 

 

 

 

 

ツアー開始準備をする頃には、予想外の晴天に・・・。
バックカントリーが初めての人や、リピーター、2日コースや3日コースなど条件別に分かれて行動しますが、今日も30人近い同一ツアーの参加者です。

 

 

 

 

 

これは浄土山です。今日は最初に、ここを登ります(もちろん滑ります)。いろんなチームやツアーでたくさんの人が登っていますね!

 

 

 

 

 

 

私は、スキーばかりでボーダーさんの居ないチームで、ガイドさんを入れて5人のハイレベルチームでした。・・やばそう・・付いていけないかも・・まだ高地慣れしていないので、息苦しいですし、若干頭も痛い!・・まずい、サボリながら行こう・・・。
さらに、とにかく蒸し暑い!・・5月の立山だとは思えない・・半袖Tシャツ状態なのに、汗が吹き出します。

 

 

 

 

はい松の中で、聞きたくない雷鳥の鳴き声(ガーガー)が聞こえます。・・次第にガスが出てきて・・ガスの薄い低い場所に滑りながら移動です。
雷鳥沢を登って滑ったあとで、少し早めに宿(山小屋)に到着しましたが、その段階で少し雨が降り出していました。

 

 

 

 

 

これだけ滑れれば、本降りの雨を予想していただけに満足です。他のチームが到着するまで、談話室の暖炉で濡れたウエアを乾かしながらのんびりできました。

 

 

 

 

 

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